会社案内

会社概要

会社名 合同会社ファイナンシャルフリーダム
住所 〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町4-64 関内馬車道corkビル
アクセス 【みなとみらい線】馬車道駅から徒歩4分

代表者紹介

1980年、山口県宇部市出身。
2004年、大学卒業後、四国の地方ゼネコンに入社。
入社後、高知県で賃貸マンションの企画提案営業に従事。主に地主様、資産家の方にRC造の賃貸マンション建設の提案営業に従事。
その後、東京支店に転勤。様々なことがありました。

  • 地鎮祭の前日に隣地の方から地鎮祭を潰してやると脅されました。
    原因は解体工事の絡みで現場監督言葉尻を捉えられて難癖を付けられたことです。
  • 資産家の方が競売で購入された土地に2戸×5階=10戸のマンションを建てる計画で進める中、隣地の方から越境しているといわれ、詳細に調べると確かに越境していました。明らかに競売の資料に不備があったのですが、結果、裁判所への訴訟は断念され、2戸×3階=6戸の建物になりました(基礎工事まで終わっていましたので何とか越境部分の土地を購入できないか交渉したのですが、残念ながらダメでした。競売物件の購入は注意が必要です)。
  • 1階ピロティの計画で進めていましたが、途中、姉歯事件が起こり、契約後の計画変更を余儀なくされました(当時、確認申請の下付も受付け後に大幅に時間がかかることになり、本当に苦労しました。また、この物件は元々古アパートを解体後の計画でしたので入居者10名程度の立ち退きを行う必要がありました。無事にそれを終えた矢先、姉歯事件が起こり、着工できなくなりました…)。
  • ※結果、計画変更して建てました。

上記は一例で、様々なことがありましたが、多くの方の協力もあり、何とか全てのプロジェクトを完結してきました。

2008年

都内税理士事務所に転職。
転職理由として、後に独立を考えていたので会計・税務の知識を得た方が良いと考えたのと、マンションの企画営業を行う中で相続税対策のアドバイスは当然として、消費税還付のアドバイスを行うことでオーナー様に確かな利益をご提供できることを知り、節税に興味を持ったことが理由です。
入社先の会計事務所がFP業務も行っており、保険に関しても学ぶことができました。また保険税務を学ぶ中で、法人税対策の保険商品、相続税対策の保険商品に興味を持ち、重点的に学びました。
特に当時、相続税対策用の保険商品の節税効果は絶大で、その商品の遡及で充分独立してやっていけるのではないかと考えました。

2010~2016年

税理士事務所を退社し、いくつかの仮説を基にビジネスに挑戦しました。

前述の相続税対策の保険商品の遡及

税務署に行き、スキームに問題がないか確認までしましたが、その後、あっさりと税制改正で使えないスキームになってしまいました。法人向けの節税商品についても税制改正が定期的に行われ、使えなくなるのを目の当たりにし、節税を軸にした事業は持続的とはいえず、リスクが高いことを痛感しました。

20~30代のサラリーマン向けのファイナンシャルプランニング業務

これまで日本ではお金に関する教育が乏しく、また、日常のコミュニケーションでもお金の話をするのははしたないといった風潮があったのではないかと思います。結果、ファイナンシャルリテラシーに欠けた方が多く、特に残念に思っていたのが、若い人が平気で高額の住宅ローンを組み、大きなリスクを抱えてしまうことです。

高度経済成長期のように終身雇用、年功序列型賃金、バブル前の土地神話(土地値が年々上がり続ける)の時代であれば若い時に目いっぱいの住宅ローンを組み、資産形成はそれで終わりといったスタンスで問題なかったと思いますが、今の時代(特に若い人)は前述の前提条件は全て崩れており、若い時に多額の住宅ローンを組んでしまうとそれだけで身動きが取れなくなり、無自覚の内に未来の不確実性に対処できない人が続出するのではないかと思いました。

そこで、20~30代の方にライフプランを作成し、ライフプランを基にしたファイナンシャルプランニング&キャッシュフロー表を作成、そこから導き出される住宅に投じられる資金(借入金の額)を伝え、投じられる資金に合った住宅の提案を行おうと考えました。保険に関しても当時国内の生損保全ての取り扱いが可能な保険代理店に所属し、優位性のある保険商品を全て把握し、最も合理的な保険商品、必要最低額の保険提案を試みました。

しかし、こうしたサービスはあまり求められるサービスではないと感じ、事業化するのは困難だと感じました。例えば、新婚の若い夫婦が人生最大の買い物である「夢のマイホーム」を購入しようとしている時に身も蓋もない現実を伝え、例えば4,000万円以上の新築住宅を買おうとしているところに2,000万円未満、できれば1,000~1,500万円の中古の方が良いですねといったことを伝えるわけです。何というか、あまり好かれないし、これはちょっと難しいなと感じました。

日本人は投資という言葉に否定的な反応を示す方が多いと思うのですが、住宅も投資で、その中でも極めてリスクが高いということについて理解していただくのが難しいと感じました(最近は変わってきたかもしれませんが)。
これまでのキャリアを持続させる形で知人の新設法人、設計事務所にて建築・不動産に関してより深く学びました。

2016~2017年

不動産コンサル会社代表取締役就任。
知人が出資する新設法人の代表取締役として活動しました。
首都圏の様々な投資家の方、開発業者、不動産会社、建設会社、設計事務所、弁護士と接することで多くのことを学びました。

2017~2024年

独立して現在に至ります。
現在、私が行っている主たる事業は、本質的に「利回りと妥当性」が確保できそうな、自分自身が魅力的と思う物件を企画化してご提案することです。中古物件ではなく、土地からの事業をご提案しています。

突き詰めれば、不動産賃貸業というのはいかに魅力的な物件を仕入れるかにかかっていると思います。つまり購入した物件がどのようなものかでその事業の8割方の成否は決まってしまうと思うのです(ファイナンス、管理、税金対策も勿論重要です。ですが、仕入れる物件が悪ければ他をいくら突き詰めたところで成功するのは難しいと思います)。

では、魅力的な物件を選ぶ際のポイントはなんでしょうか。
私は一言でいうと、その物件の『利回り(投資効率)とその妥当性』を見極めることかと思います。
バブル前は土地神話に基づいたキャピタルゲインを狙う不動産投資で、バブル崩壊とともに多くの方が痛い目に遭いました。
バブル崩壊後、収益還元法に基づいた不動産投資が一般的になりましたが、数年前に多くの高所得者が一見利回りが良さそうなものの、まったく妥当性のないアパートやシェアハウス、民泊等を掴まされ、悲惨な目に遭う方が続出しました。少し冷静になって考えればおかしいと気付いたかもしれませんが、言葉巧みなセミナー、虚栄心を擽る営業手法、目先の欲、違法なファイナンススキームで購入できるといった誘惑に惑わされたのではないかと思います。

私の提案物件は、何十棟も物件を保有されている元外資系金融機関出身のプロのメガ大家さんや、全国に200戸以上お持ちの賃貸経営に関して熟知されたオーナー様にもご満足いただき、リピートいただいておりますので客観的に見ても魅力的な物件をご提案できているのではないかと考えております。

最後に私の趣味と座右の銘をお伝えいたします。
人には相性があると思います。無理に相性の悪い人と付き合うのはお互いに不幸であると思っています。相性を知る上で、その人の趣味や考え方を知ることは参考になると思いますのでご紹介いたします。

趣味

読書

特にこれまでに感銘を受けた著者は、ヴィクトール・E・フランクル、ピーター・F・ドラッカー、中村天風、幸田露伴、芥川龍之介、金庸、橘玲、ゲーテ、ジャックアタリといった方です。

囲碁・将棋

棋力として4~5段かと思います。好きな棋士は趙治勲さんです。昔、タイトル戦の時に鬼気迫る感じで打たれているのがとても面白かったです。将棋は棋力として2~3段程度かと思います。

麻雀

最近ネット麻雀の雀魂にハマっています。現在雀聖3で魂天を目指しています。

座右の銘

快活さと真っすぐな心があれば最終的にはうまくいく

学生の時にゲーテの言葉の中で知り、この言葉を信じて生きてみようと思いました。
経歴を見ていただければわかるようにシンプルに考えて行動する単純な人間です。

中村 真介

合同会社ファイナンシャルフリーダム
代表 中村 真介